【衝撃暴露】「SDGs認証」札幌建設会社の闇!社長の"鯉"が逆鱗に触れ従業員に地獄の制裁…全身刺青・日本刀所持の「ヤクザ顔負け」の実態とは
表の顔は「優良企業」、裏の顔は「恐怖の暴力支配」…創業88年老舗企業の二面性
北海道札幌市西区に本社を構える老舗建設会社「株式会社花井組」。SDGs認証企業・健康経営優良法人として輝かしい評価を受け、創業88年を迎える地域の名門企業が、一本の衝撃映像によって、その暗黒の実態が白日の下に晒されることになった。
5月初旬、SNSで拡散された防犯カメラ映像には、同社の七戸義昭社長が従業員に対し、壮絶な暴行を加える様子が映し出されていた。馬乗りになって殴打する、蹴りを入れる、髪や耳を掴んで頭を揺さぶる—そんな凄惨極まりない「制裁シーン」が、約1時間にわたって続いていたというのだ。
「鯉」が引き金に…暴行の背景に見える"逆鱗"と権力の横暴
驚くべきことに、この壮絶な暴行の引き金となったのは、社内で飼育されていた「観賞用の鯉」をめぐるトラブルだった。HTB北海道ニュースの取材によると、被害者の男性は次のように証言している。
水槽内に発生した細菌と殺菌用薬剤の分量問題がトラブルに発展し、実際は社長夫人が誤った量を入れたにもかかわらず、七戸社長は従業員のミスと決めつけて制裁に及んだという。
花井組の公式サイトには、品評会に出品したニシキゴイの写真が掲載されており、動画には大型水槽も映し出されていた。公私の区別なく社員に鯉の世話をさせる一方で、ささいな不満の表明さえ許さない—そんな異常な支配体制が浮き彫りになった形だ。
社内に漂う「恐怖支配」…1時間におよぶ暴行を止めない常務と社長夫人
さらに衝撃的なのは、この暴行現場に居合わせていた花井組の常務と七戸社長の妻が、暴行を止める素振りすら見せなかったことだ。被害者の男性によれば、社長が絶対的な存在であるため、常務ですら何も言えない状況だったという。
「日常的に暴力を受けていた」という証言からは、花井組内部に根深く浸透した暴力による支配構造がうかがえる。全治およそ3週間のけがを負った被害者は、左耳の聴力低下や首、股関節、膝の痛みを訴えており、その被害の深刻さを物語っている。
暴行後、七戸社長は被害者に対し「俺も忘れるから、お前も忘れろ」と口止めを図ったとされる。しかし被害者は4月に警察へ被害届を提出し、会社を退職。その後も社長の親族から「さらいにいくぞ」と脅迫の留守電が残されるなど、報復の恐怖は続いていたという。
SNSで明らかになった「もう一つの顔」…刺青まみれの社長夫妻の衝撃画像
暴行映像の拡散に伴い、七戸社長とその妻・祐己子さんのSNSにも注目が集まった。そこには、企業のトップとは思えないようなゴルフ、旅行、グルメを楽しむ「派手な」生活スタイルが惜しげもなく投稿されていた。
特に衝撃を与えたのは、七戸夫妻の全身に施された刺青の存在だ。SNS上での証言や流出した写真からは、和彫りの武者絵のような派手な刺青が全身を覆う「どんぶり」状態であることが確認されている。
さらに衝撃的な情報として、同社事務所には日本刀やショットガン(猟銃)とみられるものが所持されていたとの情報も浮上。所持許可を取得しているとの声もあるが、警察による事実確認が進められているとされる。
また、七戸社長が北海道警察の「交通安全活動推進委員」を務めていたことも判明。暴力とは真逆の立場である交通マナー啓発の担い手として活動していたという矛盾に、批判の声が高まっている。
「SDGs」「健康経営」の虚像…札幌市も認証取り消しへ
花井組のさらなる矛盾点は、その社会的評価の高さにある。同社は札幌市からSDGs推進企業や健康経営優良法人として認証を受け、「札幌市ワーク・ライフ・バランスplus企業認定」「さっぽろエコメンバー」など、複数の優良企業認定を誇っていた。
公式サイトには札幌市の建設局、下水道河川局、都市局、水道局などの受注実績が列挙され、公共事業を多く手がける信頼ある企業として認知されていたのだ。
しかし事件発覚後、SNSでは「持続可能なのは暴力だった」「健康経営とは名ばかり」「SDGsより先に人権を守れ」といった皮肉交じりの批判が殺到。この社会的反響を受け、プロバスケットボールチーム「レバンガ北海道」は5月8日、花井組とのサポートシップパートナー契約を解除した。
さらに札幌市も同日、公式Xアカウントで「本市としては、今後、事実の確認が取れ次第、各認証制度の規定等に沿って、認証取り消しの手続きを進めてまいります」と発表。「さっぽろまちづくりスマイル企業」のページからは花井組の情報が削除された。
消えた公式サイトと揺らぐ信用…「反社会的企業」疑惑も
騒動の中、花井組の公式サイトは5月8日の昼頃を最後に突如アクセス不能となり、「このドメインはサイトに接続されていません」との表示に変わった。サイト非公開の理由について公式な説明はなく、さらなる疑念を招いている。
2024年5月期には16億8,300万円の売上高を記録し、前年の9億7,000万円から大幅に業績を伸ばしていた花井組だが、公共工事の適格業者としての信用は大きく揺らぎ、「反社会的な企業が公共事業を受けてよいのか」との声が高まっている。
労働安全衛生法違反や暴行罪に問われた場合、公共事業の入札参加資格停止も視野に入るとの見方も広がり、同社のSDGs宣言を支援したとされる北洋銀行などの金融機関に対しても、CSR支援の在り方や融資審査の妥当性を問う声が上がっている。
80年超の歴史に暗雲…被害者は「会社自体を変えてほしい」と訴え
1939年に創業し、2025年で88年目を迎える老舗企業・花井組。地域のインフラ整備に貢献してきた実績は確かなものだが、今回の事件は同社の根本的な企業体質を疑問視する声を招いている。
被害者の男性は「考え方を変えてほしい、自分以外の人の気持ちを考えてほしい、会社自体をおかしいと感じているので変えてほしい」と訴えている。
長寿企業として100年企業を目指すならば、過去を真摯に受け止め、自身の過ちを直視し、関係各所に謝罪を重ねながら、企業体質の刷新と信頼回復に向けた再出発が不可欠だろう。
しかし、現時点で花井組からの公式コメントや謝罪は一切なく、社長の処遇や今後の対応策も明らかにされていない。代理人弁護士は「補償のため示談したい」との意向を示しているが、被害男性への「さらいにいくぞ」との脅迫留守電など、依然として問題の深刻さをうかがわせる状況が続いている。
社会的責任と倫理観を欠いた経営姿勢が白日の下に晒された今、花井組の未来は大きな岐路に立たされている。「SDGs認証企業」の看板と暴力による支配という二面性を持つ企業の真の姿が、今後どのように変わっていくのか—多くの人々が注目している。
「ヤクザよりヤクザすぎる」「社長夫妻の品格じゃない」「とても堅気には見えない」—SNS上では怒りと驚きの声が広がり、企業イメージは地に落ちた。