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猫を金づちで殴り前後脚を骨折させた疑い 32歳会社員を逮捕 車内には複数の猫「金づちで殴った」

猫を金づちで殴り前後脚を骨折させた疑いの事件を伝えるイメージ画像

北海道後志地方で、駐車中の車内にいた猫を金づちで殴り、前脚と後ろ脚を骨折させたとして、32歳の会社員の男が動物愛護法違反の疑いで逮捕された。

逮捕されたのは、石川県能登町に住む会社員の男(32)。警察によると、男は2026年9月3日から4日までの間、北海道岩内町か共和町のいずれかの場所に駐車した車の中で、猫1匹を金づちで殴るなどして傷つけた疑いが持たれている。

猫は左前脚と左後ろ脚を骨折していた。

しかも車内にはこの猫だけではなく、複数の猫がいた。通行人からの「夜中に30分以上、駐車している不審な車両がいる」という110番通報を受け、警察官が車内を確認したことで事件が発覚した。

男は警察の調べに対し、「金づちで殴ったことに間違いありません」と話し、容疑を認めているという。

発覚のきっかけは「30分以上停まっている不審な車」

今回の事件で特徴的なのは、動物虐待そのものを目撃した通報ではなく、不審な車両への違和感がきっかけだったことだ。

警察によると、当時、住民から「夜中に30分以上、駐車している不審な車両がいる」という趣旨の通報があった。

駆けつけた警察官が男に職務質問し、車内を確認。すると車内には複数の猫がおり、そのうち1匹がけがをしていた。

結果として、この通報が事件の発覚につながった。

もし通行人が不審に思わず、そのまま見過ごしていたら、被害が表面化しなかった可能性もある。

猫は左前脚と左後ろ脚を骨折

けがをしていた猫は、左前脚と左後ろ脚を骨折していた。

猫の骨折は、落下や交通事故などでも起きるが、今回警察は金づちで殴打されたことによるものとみて捜査している。

男自身も「金づちで殴った」と認めており、警察は動物愛護法違反の疑いで逮捕した。

前脚と後ろ脚の両方を骨折していることからも、猫にとって極めて強い衝撃だったことがうかがえる。

車内には複数の猫 他の猫の状態は明かされず

警察官が車内を確認した際、そこにはけがをした猫以外にも複数の猫がいた。

警察は傷ついた猫を含め、複数の猫を保護した。

ただし、他の猫にけががあったのか、何匹いたのか、どのような状態で保護されたのかについて、警察は「捜査に支障がある」として明らかにしていない。

そのため、現時点で確認できるのは「複数匹が車内にいた」「少なくとも1匹が骨折していた」という点までだ。

他の猫にも虐待の痕跡があるのかどうかは、今後の捜査で注目される。

男は当時、北海道で土木作業

逮捕された男は現在、石川県能登町に住んでいるが、事件当時は北海道を生活拠点にしていた。

報道によると、男は当時、北海道で土木作業の仕事をしていたという。

その後、生活拠点を石川県能登町へ移していたため、警察は捜査を進め、犯行の事実が固まったとして10月5日に能登町で男を逮捕した。

つまり事件発生から逮捕までには約1カ月の期間がある。

その間に警察は、猫の負傷状況や車内の状況、男の説明などを確認していたとみられる。

「金づちで殴ったことに間違いない」

警察の調べに対し、男は「金づちで殴ったことに間違いありません」と話し、容疑を認めている。

現時点で大きく残っているのは、なぜそのような行為に及んだのかという動機だ。

猫に腹を立てたのか。

しつけのつもりだったのか。

あるいは別の理由があったのか。

警察は動機についても詳しく調べている。

猫はどこから来たのか 入手先も捜査

警察は、保護した猫の入手先についても調べている。

男が自ら飼っていた猫なのか、誰かから譲り受けたのか、拾った猫なのか、あるいは別の方法で入手したのかは明らかになっていない。

複数の猫をなぜ車内に乗せていたのかも不明だ。

この入手経路が明らかになれば、男と猫との関係や、事件までの経緯がより具体的に見えてくる可能性がある。

動物愛護法では猫の殺傷に重い罰則

今回適用されたのは、動物の愛護及び管理に関する法律、いわゆる動物愛護法だ。

環境省によると、猫は同法上の「愛護動物」に明確に含まれている。

そして、愛護動物をみだりに殺し、または傷つけた場合、現在の法律では5年以下の拘禁刑または500万円以下の罰金が定められている。

これは単なる「ペットへの乱暴」として軽く扱われる行為ではない。

動物に実際の外傷を負わせた場合、刑事事件として捜査・処罰の対象になる。

「虐待」と「殺傷」は法律上どう違うのか

動物愛護法には、愛護動物を殺したり傷つけたりする行為とは別に、虐待行為についての規定もある。

環境省のガイドラインでは、外傷が生じるおそれのある暴行、給餌や給水をやめて衰弱させる行為、不適切な環境に拘束する行為なども虐待として処罰対象になる。

一方、今回のように実際に骨折という傷害結果が確認されている場合は、より重い「みだりに傷つけた」行為として捜査されることになる。

なぜ車内だったのか

今回の事件では、犯行場所が自宅や屋外ではなく、駐車中の車内だったとされている。

なぜ男は猫を車に乗せていたのか。

なぜ岩内町か共和町の駐車場所で長時間停車していたのか。

複数の猫を連れてどこかへ移動していた途中だったのか。

この点も現時点では詳しく分かっていない。

ただ、住民が「夜中に30分以上駐車している」と不審に感じるほど長時間停車していたことは確認されている。

通報した住民の違和感が猫の保護につながった

事件を振り返ると、最初の端緒は非常に小さな違和感だった。

「30分以上、同じ車が停まっている」

それだけなら、単なる休憩や待ち合わせの可能性もある。

しかし、通行人が不審に感じて警察へ通報し、警察官が現場で確認したことで、けがをした猫と複数の猫が発見された。

動物虐待は、人目につかない場所で行われることも多い。

今回のように、周囲の人が異変を感じて通報したことが保護につながったケースは、早期発見の重要性を示している。

保護された猫は今後どうなるのか

保護された猫の現在の治療状況や預かり先については、警察は詳しく明らかにしていない。

骨折した猫については当然、治療や安静が必要になる。

また、複数の猫についても健康状態の確認や、必要に応じて適切な保護先の確保が必要になる。

今後、元の飼い主が存在するのか、所有権がどう扱われるのか、新たな飼育先が必要になるのかといった点も出てくる可能性がある。

他の猫にも被害がなかったかが焦点

今後最も注目されるのは、車内にいた他の猫の状態だ。

警察は、他の猫の負傷状況については「捜査に支障がある」として公表していない。

これは必ずしも「他の猫にもけががあった」という意味ではない。

ただ、警察が複数匹すべてを保護し、入手先まで調べている以上、男がどのように猫を飼育・管理していたのかも捜査対象になっているとみられる。

今後の焦点は動機と猫の入手経路

男は「金づちで殴ったことに間違いありません」と容疑を認めている。

そのため、今後の捜査の中心は、なぜ猫を殴ったのか、なぜ複数の猫を車内に乗せていたのか、猫をどこから入手したのかという背景部分に移る。

さらに、他の猫にも虐待がなかったのか、過去にも同様の行為がなかったのかも重要な確認事項になる。

左前脚と左後ろ脚を骨折するほどの暴行が、なぜ車内で行われたのか。

そして、車内にいた複数の猫に他の被害はなかったのか。

警察は男の動機や猫の入手先などについて詳しく調べている。

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