未分類

「死のうと思った」上米良玲音容疑者(22)、見知らぬ車に正面衝突か 被害男性は右脚骨折

茨城県桜川市で起きた正面衝突事件のイメージ画像

茨城県桜川市の県道で起きた、一見すると交通事故にも見える正面衝突。しかし警察は、これを単なる事故として処理しなかった。

「死のうと思った」

そう供述しているという22歳の男が、対向してきた見知らぬ男性の車に自らの車を意図的に衝突させたとして、殺人未遂容疑で逮捕された。

逮捕されたのは、自称・千葉県松戸市在住、自称・運送業の上米良玲音容疑者(22)。自分が死ぬためだったという一方、突然巻き込まれた28歳の男性は右脚を骨折する重傷を負った。

午前6時、対向車へ意図的に衝突した疑い

事件が起きたのは2026年9月25日午前6時ごろ。現場は茨城県桜川市真壁町羽鳥の片側1車線の県道だった。

警察によると、上米良容疑者は軽貨物車を運転中、対向してきた28歳男性の軽乗用車に意図的に衝突し、男性を殺害しようとした疑いが持たれている。

被害男性は右脚を骨折する重傷を負ったが、命に別条はない。そして重要なのが、上米良容疑者と被害男性には面識がなかったとみられていることだ。

恨みやトラブルの末に特定の人物を狙った事件ではなく、被害男性からすれば、たまたまその時間に反対車線を走っていただけだった可能性がある。

「死のうと思った」

警察の調べに対して上米良容疑者は、車を意図的にぶつけたこと自体は認めているという。そして動機について「死のうと思った」という趣旨の供述をしている。

一方で、「相手を傷つけるつもりはなかった」とも供述し、殺意については否認している。

上米良容疑者の説明通りなら、自分が死ぬ目的で車を衝突させたものの、対向車の運転手を殺したり傷つけたりする意図はなかったという主張になる。しかし、正面から向かってくる車には当然、人が乗っている。警察は今回の行為について殺人未遂容疑を適用した。

被害男性にとっては突然の巻き添え

今回の事件で見過ごせないのは、被害男性側には上米良容疑者との接点が確認されていないことだ。警察によれば2人に面識はないとみられている。

つまり被害男性は、普通に県道を走っていたところ、突然対向車との衝突に巻き込まれたことになる。結果として右脚を骨折する重傷を負った。

命に別条がなかったことは幸いだが、衝突の状況次第ではさらに重大な結果になっていた可能性もある。

上米良玲音容疑者自身も全身打撲で入院

正面衝突によって、上米良容疑者自身も全身を打撲した。そのため事件直後には逮捕されず、病院に入院。警察は退院を待ち、10月4日に殺人未遂容疑で逮捕した。

事件発生から逮捕まで約9日空いているのは、この入院が理由だった。

「傷つけるつもりはなかった」それでも殺人未遂容疑

今回、上米良容疑者は「相手を傷つけるつもりはなかった」と殺意を否認している。一方、逮捕容疑は殺人未遂だ。

刑事事件では、本人が「殺すつもりはなかった」と供述したことだけで殺意の有無が決まるわけではない。どのような場所で、どのような状況で衝突したのか、行為によって相手が死亡する危険性をどこまで認識していたのかなど、客観的な状況も含めて捜査される。

なぜ無関係な対向車を巻き込んだのか

「死のうと思った」「相手を傷つけるつもりはなかった」。この2つの供述は、今後の捜査でも重要になりそうだ。

車同士を正面衝突させれば、相手の運転手も重大な被害を受ける危険がある。それでも「相手を傷つけるつもりはなかった」という説明がどこまで事件の実態と一致するのか。

警察は上米良玲音容疑者が事件に至った詳しい経緯について捜査を進めている。何の面識もない28歳男性が突然巻き込まれ、右脚を骨折する重傷を負った今回の事件。今後の供述や捜査で、なぜこの行動に至ったのかが焦点となる。

-未分類