2025年最新版・クレジットカードセキュリティ
最終更新日: 2025年4月16日

インターネットショッピングでアメックスのクレジットカードを使おうとすると、必ず「CVV」の入力を求められます。CVVという言葉を聞いても、具体的にどの数字を入力すれば良いのか迷ったことはありませんか?
この記事では、アメックスカードのCVVがどこにあるのか、なぜ重要なのか、そして他のカード会社のセキュリティコードとどう違うのかを詳しく解説します。オンラインショッピングを安全に楽しむために、ぜひ最後までお読みください。
アメックスカードのCVVとは?
CVVとは、Card Verification Valueの略称で、日本語では「セキュリティコード」と呼ばれることが一般的です。このコードは、カード所有者本人が取引を行っていることを確認するための重要なセキュリティ要素です。
多くのクレジットカードでは、裏面の署名パネルに記載されている番号の下3桁がCVVとなりますが、アメックスカードの場合は少し異なります。この違いがアメックスユーザーを混乱させる原因となっているのです。
インターネット上でクレジットカードで買い物をする際、カードが本人の手元にあることを確認するためにCVVの入力を求められます。これはカード情報が盗まれた場合でも、CVV情報がなければ不正利用できないようにするためのセキュリティ対策です。
クレジットカードの磁気ストライプには、カード番号や氏名などの個人情報が記録されていますが、CVV情報は含まれていません。そのため、仮にカードがスキミングされても、CVVがなければ不正な決済はできないのです。
クレジットカード会社によってCVVの呼び方は異なり、CVC(Card Verification Code)、CID(Card Identification Number)など様々な名称が使われています。混乱しやすいところですが、基本的な役割は同じです。
アメックスのCVVは4桁で表面にある - 他のカードとの重要な違い
アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス)のセキュリティコードは、CID(Card Identification Number)と呼ばれています。これが他のクレジットカードとの最大の違いです。
アメックスのCVV(CID)は、カード表面のカード番号の右上にある4桁の数字です。多くのカードユーザーはカード裏面を確認する習慣があるため、この点が混乱の原因となっています。
一般的なクレジットカードブランドである、VISA、Mastercard、JCB、Diners Club、Discoverなどでは、CVVはカード裏面の署名欄にある3桁の数字です。アメックスと他のカードを併用している方は、この違いを明確に理解しておくことが重要です。
特に初めてアメックスカードを使ってオンラインショッピングをする際は、裏面ではなく表面の4桁の数字を探すようにしましょう。多くのECサイトでは、アメックスカードのCVVが4桁であることを明示していますが、そうでない場合もあります。
アメックスカードを新規に作成した場合、最初のオンライン決済でこの違いに気づかず、取引に失敗してしまうケースが少なくありません。ぜひこの記事を参考に、スムーズなお買い物をお楽しみください。
Google Payでアメックスカードを使用する際の4桁のCVV入力方法

モバイル決済サービスにクレジットカードを登録する際も、CVVの入力が必要です。特にGoogle Payにアメックスカードを登録する場合、4桁のCVVを正確に入力する必要があります。
CVVはすべて3桁だと思い込んでいる方も多いのですが、アメックスカードの場合は例外的に4桁です。この点を知らないと、Google Payへの登録段階でつまずいてしまうことがあります。
ここで特に注意したいのは、QUICPayのプライマリーカードとしてアメックスが指定されている場合です。この特殊なケースでは、CVCに入力できるのは3桁の数字のみというシステム上の制約があります。
そのため、アメックスのような4桁のCVCを持つカードをGoogle Payで利用したい場合、カード入会時にQUICPayのプライマリーカードの設定を確認しておく必要があります。このような細かい点を事前に把握しておくことで、何度もやり直すという手間を省くことができます。
また、Apple Payにアメックスカードを登録する場合も同様に、カード表面の4桁のCVVを入力する必要があります。モバイル決済サービスによってインターフェースは異なりますが、アメックスカードのCVVは常に表面の4桁の数字であることを覚えておきましょう。
セゾンアメックスのCVVはどこにある? - 例外的なケース
アメックスブランドでも例外があります。それが「セゾンアメックス」です。セゾン・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレディセゾンが発行するアメックスブランドのカードですが、CVVの位置が通常のアメックスカードとは異なります。
セゾンアメックスのCVC(Card Validation Code)は、カード裏面の署名パネルに印字されている番号の下3桁のことです。つまり、一般的なVISAやMastercardと同じ位置にあります。
これはセゾンアメックスが、アメリカン・エキスプレス社が直接発行するカードとは異なる仕様になっているためです。同じアメックスブランドでも発行会社によって違いがあるため、自分のカードがどのタイプなのかを確認することが重要です。
セゾンアメックスをお持ちの場合は、オンラインショッピングの際にカード裏面の3桁の数字を入力するようにしてください。間違えて表面の数字を入力すると取引が拒否されることがあります。
アメックスと名前がついていても、CVVの位置が異なるケースがあることを理解しておくと、オンラインショッピングでの混乱を避けることができます。
アメックスカードのCVVが果たす重要な役割 - なぜ必要なのか?

アメックスカードを含むすべてのクレジットカードにおいて、CVVの主な目的は、カードを物理的に所有していない第三者による不正利用を防止することです。そのため、実店舗でカードを提示する場合には、CVVは使用されません。
CVVが最も重要となるのは、カードを提示しないオンラインショッピングやテレフォンショッピングの場面です。これらの非対面取引では、カードが手元にあることを証明するためにCVVが必須となります。
オンラインショップでは、カード番号、有効期限、氏名などの情報は保存されることがありますが、CVVは決済のたびに入力する必要があります。これはPCI DSSというセキュリティ基準によって、CVV情報の保存が禁止されているためです。
「なぜ、買い物のたびにわざわざCVVを入力しなければならないのか」と疑問に思う方もいるでしょう。これは、万が一ECサイトからカード情報が漏洩した場合でも、CVVがなければ不正利用できないようにするためのセキュリティ対策なのです。
アメックスはプレミアムカードとしての地位を維持するため、特に厳格なセキュリティ対策を講じています。4桁のCVVを採用しているのも、3桁よりも組み合わせの数が多く、不正利用のリスクを低減できるためと考えられます。
カード会社は、取引ごとにCVVを確認し、本当にカード所有者が使用しているかどうかを検証します。このため、クレジットカードの再発行時には、カード番号は同じでもCVVは変更されるのが一般的です。
アメックスカードの不正利用を防止するCVVの重要性
クレジットカードの不正利用には様々な手口がありますが、「クレジットマスター」と呼ばれる手法は特に注意が必要です。これは、特定のプログラムを使ってクレジットカードの番号を生成し、不正に利用する犯罪手法です。
クレジットカードの番号には一定の規則性があり、「クレディマスター」というプログラムを使えば、その規則を利用して有効なカード番号を推測することが可能です。しかし、カード番号と有効期限が分かっても、CVVがなければオンラインショッピングでの不正利用はできません。
アメックスカードの4桁のCVVは、こうした不正利用を防ぐ重要な役割を果たしています。CVVは磁気ストライプやICチップに記録されておらず、カード表面に印字されているだけなので、データベースからの漏洩リスクも低減されています。
特にアメックスカードは、高額決済や海外での利用が多いプレミアムカードです。そのため、他のカードよりも不正利用のターゲットになりやすい面があります。4桁のCVVを表面に配置するという独自の仕様は、セキュリティを強化するための工夫と言えるでしょう。
アメックスカードを安全に利用するためには、CVVを他人に教えたり、不審なウェブサイトで入力したりしないよう注意することが重要です。また、身に覚えのない請求があった場合は、すぐにカード会社に連絡し、不正利用の可能性について調査してもらいましょう。
アメックスが採用するCVV以外の不正防止システム
アメリカン・エキスプレスは、CVV以外にも様々な方法でカード不正利用を防止しています。特に近年は、AIを活用した不正検知システムの導入が進んでいます。
アメックスの不正利用検知システムは、24時間365日、世界中のカード利用を監視し、不審な取引パターンを検出しています。このシステムは、過去の利用履歴や位置情報などを分析し、通常とは異なる使用パターンを識別します。
例えば、以下のような不審な利用を検知した場合、一時的にカードをブロックし、電話やセキュリティコードの入力による本人確認を行います。
☑ 高額な買い物が短時間で連続して行われた
☑ これまで利用したことがない国や地域でカードが使用された
☑ 同じ店舗で連続して複数回カードが使用された
☑ 利用者の通常の行動パターンとは明らかに異なる取引
☑ 過去に不正利用されたカードと類似の利用パターンを示す取引
☑ オンラインでの取引で、IPアドレスと登録住所の国が異なる場合
アメックスは、不正利用に対して「ゼロ補償制度」を提供しており、明らかな過失がない限り、不正利用された金額は全額補償されます。ただし、CVVを含むカード情報を他人に教えるなど、カード会員の過失による不正利用は補償対象外となる場合があります。
万が一、第三者による不正使用が発覚した場合は、カードを即時に停止し、新しいカードを発行します。新しいカードでは、カード番号だけでなくCVVも変更されるため、以前のカード情報では不正利用できなくなります。
アメックス会員は、スマートフォンアプリを通じてリアルタイムで取引通知を受け取ることも可能です。不審な取引があれば即座に気づくことができるため、被害を最小限に抑えることができます。
アメックスカードのCVCとの違い - 名称の混乱を解消
アメックスカードを利用していると、CVVやCVC、CIDなど似た用語が出てきて混乱することがあります。これらの違いを理解しておきましょう。
CVV(Card Verification Value)とCVC(Card Verification Code)は、基本的にはカードの種類によって呼び名が違うだけで、同じセキュリティ機能を指しています。
したがって、オンラインショッピングで「CVC」の入力を求められた場合でも、アメックスカードの表面にある4桁の数字(CID)を入力すれば問題ありません。
☑ Visaの場合 :カード検証値(CVV番号) - カード裏面の3桁
☑ マスターカード: カード検証番号(CVC番号) - カード裏面の3桁
☑ アメックス:カード識別番号(CID番号) - カード表面の4桁
☑ JCBの場合:セキュリティコード - カード裏面の3桁
☑ Diners Club:セキュリティコード - カード裏面の3桁
ECサイトによっては、「セキュリティコード」という統一した名称で表示していることもあります。いずれの場合も、アメックスカードでは表面の4桁の数字を入力するようにしましょう(セゾンアメックスを除く)。
名称の違いに惑わされず、自分のカードタイプに応じた正しい数字を入力することが重要です。不明な点がある場合は、カード裏面に記載されているカスタマーサービスに問い合わせることをお勧めします。
CVV2との違い - 技術的な違いを理解する
CVVと似た用語にCVV2があります。これらは一見似ていますが、技術的には異なる仕組みを指しています。
CVVやCVCが防犯セキュリティの仕組み全体を指す用語であるのに対し、CVV2やCVC2はカードに印字されているセキュリティコード自体を指します。つまり、厳密に言えば、セキュリティコードの正式名称はCVCではなく、CVC2なのです。
CVVはVISA(ビザ)が開発したクレジットカードの認証コード「Card Verification Value」で、CVCはMasterCardが開発した「Card Verification Code」の略です。これらは、クレジットカードの磁気ストライプに記録されたデータから、カードが偽造されたものかどうかを判断するための技術を指します。
一方、CVV2やCVC2は、カード裏面(アメックスの場合は表面)に印字されているセキュリティコードを指し、オンラインショッピングなどの非対面取引で使用されます。
アメックスの場合、カード表面の4桁の数字は正確には「CID」(Card Identification Number)と呼ばれますが、一般的なECサイトでは「CVV」や「セキュリティコード」という表示で統一されていることが多いです。
これらの技術的な違いを理解することで、なぜCVVがオンラインショッピングのセキュリティに重要なのかがより明確になるでしょう。
アメックスカードのCVVを安全に管理するためのアドバイス
アメックスカードのCVVを含むセキュリティ情報を安全に管理するためのアドバイスをいくつか紹介します。
カードの刻印が消えていないか定期的に確認する
アメックスカードは、長期間使用していると表面の刻印(カード番号やCVVなど)が薄くなり、読み取りにくくなることがあります。特にCVVは、カード番号ほど深く刻印されていないため、早く摩耗する傾向があります。
CVVが判別できなくなると、そのカードはオンラインショッピングに利用できなくなるため、定期的にチェックし、判読困難になってきたら早めにカード会社に連絡して再発行を依頼しましょう。
CVV情報が漏洩した可能性がある場合は即座に対応する
アメックスカードのCVVが第三者に知られてしまった可能性がある場合は、すぐにカード会社に連絡してカードの再発行を依頼しましょう。カード番号はそのままでCVVだけが変更された新しいカードが発行されることが一般的です。
CVVは4桁(アメックスの場合)または3桁(他のカード)と短いため、盗み見られる可能性もあります。オンラインショッピングでCVVを入力する際は、周囲に人がいないことを確認するなどの注意が必要です。
また、不審なメールやSMSに記載されたリンクからカード情報を入力することは絶対に避けましょう。アメックスが直接メールでCVVの入力を求めることはありません。
信頼できるウェブサイトでのみCVVを入力する
アメックスカードのCVVは、信頼できるウェブサイトでのみ入力するようにしましょう。信頼できないサイトでCVVを含むカード情報を入力すると、不正利用のリスクが高まります。
安全なウェブサイトかどうかを判断するには、以下の点を確認します:
1. URLが「https://」で始まっている(「http://」ではない)
2. ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されている
3. 会社の実在性や返品ポリシーが明確に記載されている
4. カスタマーレビューや評判が良い
SSLとは、通信を暗号化し、ウェブサイトの運営者や運営組織の実在性を証明するためのサーバー証明書のことで、安全なオンラインショッピングには欠かせない技術です。
フィッシング詐欺に注意する
フィッシング詐欺とは、アメックスなどの正規企業を装った偽のメールやウェブサイトで、カード情報を盗み出す手口です。特に最近は、本物そっくりの偽サイトが増えているため注意が必要です。
アメックスを装ったメールに記載されたURLをクリックすると、本物と見分けがつかないほど精巧な偽サイトに誘導され、カード番号やCVVの入力を求められることがあります。
「あなたのアカウントがブロックされました」「セキュリティ上の問題が発生しています」などの不安をあおる文言には特に注意し、メールに記載されたリンクからアクセスするのではなく、必ずブラウザのブックマークや公式アプリからアクセスするようにしましょう。
不審なメールを受け取った場合は、アメックスの公式カスタマーサービスに連絡して確認することをお勧めします。
最新のアメックスセキュリティ対策 - 3Dセキュアなど高度な認証サービス
アメックスは、CVVによる認証に加えて、より高度なセキュリティ対策を導入しています。特に注目すべきは「3Dセキュア」と呼ばれる認証技術です。
アメックスの最新セキュリティ対策として、「ワンタイムパスワード」認証があります。これは、オンラインショッピングの際に登録済みの電話番号にSMSでパスワードが送信され、それを入力しないと決済が完了しない仕組みです。これにより、仮にカード番号とCVVが漏洩しても、不正利用のリスクを大幅に低減できます。
また、アメックスは国際ブランドとして「3Dセキュア」技術を採用しています。日本では「セキュリティコード」や「SAISON セキュリティ認証サービス」などの名称で提供されており、カード番号とCVVに加えて、事前に設定したパスワードやワンタイムパスワードの入力を求めるものです。
2023年以降、アメックスでは生体認証を活用したセキュリティ対策も強化されています。スマートフォンのアプリでは、顔認証や指紋認証を使って簡単かつ安全に決済を確認できるようになりました。これにより、パスワードを覚える必要がなくなり、より便利で安全なオンラインショッピングが可能となっています。
これらの多層的なセキュリティ対策を組み合わせることで、アメックスカードが悪用される可能性を大幅に減らすことができます。最新のセキュリティ機能を活用するためにも、アメックスアプリのインストールと各種セキュリティ設定を行うことをお勧めします。
2025年現在、アメックスでは人工知能(AI)を活用した不正検知システムも導入されており、ユーザーの通常の利用パターンを学習し、異常な取引を高精度で検出できるようになっています。これにより、本人確認の頻度を減らしながらも、セキュリティレベルを維持することが可能になりました。
ECサイトでのアメックスカード利用時のCVV入力のベストプラクティス
オンラインショッピングでアメックスカードを利用する際、CVVの入力に関するベストプラクティスをご紹介します。これらの方法を実践することで、より安全にショッピングを楽しむことができます。
公共のWi-Fiでの入力を避ける
カフェやホテルなどの公共のWi-Fiネットワークを使用している場合、CVVを含むカード情報の入力は避けましょう。これらのネットワークは暗号化されていない場合が多く、情報が傍受されるリスクがあります。特に重要な取引を行う場合は、自宅の安全なネットワークか、スマートフォンのモバイルデータ通信を使用することをお勧めします。
CVVをデジタルに保存しない
カード番号や有効期限は記憶しておくと便利ですが、CVVは絶対にデジタルデバイスに保存しないでください。特にパスワード管理アプリやスマートフォンのメモ帳、クラウドストレージなどに保存するのは危険です。やむを得ず記録する場合は、暗号化されたパスワード管理アプリを使用するか、CVVだけを記載せず、何の数字かわからないように工夫しましょう。
ブラウザの自動入力機能に注意する
多くのウェブブラウザには、フォームの自動入力機能がありますが、CVVを保存しないように設定することが重要です。カード番号や氏名などの情報は自動入力されても構いませんが、CVVだけは毎回手動で入力するようにしましょう。ブラウザの設定で、クレジットカード情報の保存から「セキュリティコード」を除外できることが多いです。
定期的なセキュリティソフトの更新
パソコンやスマートフォンのセキュリティソフトは常に最新の状態に保ちましょう。マルウェアやキーロガーなどの有害ソフトウェアは、CVVを含むカード情報を盗み出す恐れがあります。定期的なスキャンを実行し、不審なソフトウェアが入っていないか確認することをお勧めします。
これらの方法を意識して実践することで、アメックスカードのCVVを安全に管理し、オンラインショッピングをより安心して楽しむことができます。セキュリティに関する不安がある場合は、アメックスのカスタマーサービスに相談することも良い選択です。
アメックスカードのCVVに関するよくある質問(FAQ)
Q: アメックスカードのCVVを忘れた場合、どうすればいいですか?
A: アメックスカードのCVVはカード表面の右上に印字されている4桁の数字です。カードをお手元にご用意ください。万が一、印字が摩耗して読めない場合は、アメックスカスタマーサービスに連絡して再発行を依頼してください。CVVはセキュリティ上の理由から、電話やメールでお伝えすることはできません。
Q: アメックスカードのCVVを入力したのに「無効なセキュリティコード」と表示される場合は?
A: まず、入力した数字が正確かどうかを確認してください。アメックスカードのCVVは表面の4桁の数字です(セゾンアメックスを除く)。それでも問題が解決しない場合は、カードが有効であることを確認し、必要に応じてアメックスカスタマーサービスに連絡してください。オンラインショップのシステムによっては、3桁のCVVしか受け付けないケースもあり、その場合はアメックスカードが使用できない可能性があります。
Q: アメックスカードと他社カードのセキュリティコードの違いは何ですか?
A: 主な違いは以下の2点です:
1. アメックスカード(アメリカン・エキスプレス発行)のCVVは表面にある4桁の数字です。
2. VISA、Mastercard、JCBなどの他社カードのCVVは裏面の署名欄に印字されている3桁の数字です。
なお、セゾンアメックスなどの提携カードは、アメックスブランドでも裏面に3桁のCVVが記載されているケースがあります。
Q: アメックスカードのCVVは変更できますか?
A: CVVは変更することはできません。セキュリティ上の問題でCVVを変更したい場合は、カードの再発行が必要です。再発行されたカードには新しいCVVが割り当てられます。カードの再発行はアメックスカスタマーサービスに連絡するか、オンラインアカウントから申請できます。
Q: アメックスカードのCVVが漏洩した可能性がある場合、どうすべきですか?
A: すぐにアメックスカスタマーサービスに連絡し、状況を説明してください。カードを一時的にブロックし、新しいカードを発行してもらうことができます。また、アカウントの不審な取引がないか定期的に確認することもお勧めします。アメックスは不正利用に対して迅速に対応し、多くの場合、被害額の全額を補償しています。
まとめ:アメックスのCVVはオンラインショッピングの安全を守る重要な鍵
本記事の要点をまとめてみましょう。
☑ アメックスカードのCVVは「Card Verification Value」の略で、セキュリティコードとも呼ばれる
☑ アメックスのCVVはカード表面の右上にある4桁の数字で、他社カードとは位置と桁数が異なる
☑ セゾンアメックスなどの例外的なケースでは、CVVは裏面の3桁の数字
☑ Google PayやApple Payでアメックスカードを利用する際もCVVの入力が必要
☑ CVVはオンラインショッピングなどの非対面取引でカード所有者確認のために使用される
☑ CVVは磁気ストライプやICチップに記録されず、不正利用防止に役立つ
☑ アメックスは3Dセキュアや生体認証など、CVV以外のセキュリティ対策も強化している
☑ CVVとCVCは呼び方が違うだけで同じ機能を指す
☑ CVV2やCVC2はセキュリティコード自体を指し、CVVやCVCはセキュリティの仕組みを指す
☑ CVVの安全管理には公共Wi-Fi回避やデジタル保存禁止などのベストプラクティスがある
アメックスカードのCVVを安全に管理するためのポイント:
● カード表面の刻印が消えていないか定期的に確認する
● CVVが第三者に知られた可能性がある場合は、カードの再発行を依頼する
● 信頼できるウェブサイト(https://で始まるURL)でのみCVVを入力する
● フィッシング詐欺に注意し、不審なメールのリンクからはアクセスしない
● 3Dセキュアやワンタイムパスワードなどの追加認証を活用する
● 公共のWi-Fiネットワークでのカード情報入力は避ける
● CVVをスマートフォンのメモ帳やクラウドに保存しない
● ブラウザの自動入力機能でCVVが保存されないよう設定する
クレジットカード会社は、不正利用を防ぐためにさまざまな方法でセキュリティを高めています。その中でCVVは最も基本的かつ重要なセキュリティ要素の一つです。
アメックスカードのCVVは、多くのカードと異なり、カード表面に記載されている4桁の数字です。オンラインショッピングを安全に楽しむためにも、この違いを理解し、適切にCVVを管理することが重要です。カード情報を守ることは、自分自身の資産を守ることにつながります。安全なクレジットカード利用を心がけましょう。