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31歳佐々木龍生元社長が暴行で逮捕、SNS動画拡散で警察動く、株式会社龍興社員激減の真相

佐々木龍生元社長暴行逮捕事件

2026年1月21日、北海道警苫小牧署は、知人男性に暴行を加えたとして、苫小牧市の会社員、佐々木龍生容疑者(31)を逮捕した。佐々木容疑者は塗装会社「株式会社龍興」の元代表取締役で、「社員17名との強固な絆」をメディアで語っていた人物だ。しかし、SNSで拡散された暴行動画が警察を動かし、わずか数日で逮捕に至った。社内では日常的に暴力やパワハラが横行し、1年で社員数が17名から7名に激減していたことが明らかになった。

SNS動画拡散から逮捕まで

逮捕容疑は2025年8月頃、苫小牧市内の路上で、同市内に住む土木作業員の男性(30)に対し、顔や尻を足で蹴るなどの暴行を加えた疑い。警察によると、SNSで拡散された動画を見た匿名の男性から「男が暴力を振るっている」と通報があり捜査が開始された。

佐々木容疑者は調べに対し「私が暴力を振るったことに間違いありません」と容疑を認めている。SNSでの炎上と市民からの通報が、警察を動かす決定打となった形だ。

暴行動画の内容

SNS上に投稿された動画には、複数の男性が1人の男性に対して暴行を加える様子が映っていた。ネット上では「リンチ級の暴行」「傷害罪に該当する悪質な内容」といった厳しい声が殺到した。

「指導」ではなく「犯罪」

佐々木容疑者は、暴力行為を「指導」として正当化していた可能性がある。逮捕前、佐々木容疑者のものとみられるInstagramには、暴力行為を正当化するかのような投稿が残されていた。

「息を吐くように嘘つく奴らもう何人も見てきてる」
「嘘つきは共通して物盗む」
「殴られれば被害者面」
「もう叩かない疲れるから。クビにするだけだ」

これらの投稿は、従業員を「嘘つき」「泥棒」と断じた上で制裁を加えていたことを示唆している。しかし、「もう叩かない」という言葉とは裏腹に、実際には警察沙汰になるほどの暴行が行われていた。

逮捕時は「会社員」…社長交代の裏側

佐々木容疑者はこれまで「株式会社龍興」の代表取締役を務めていたが、暴行動画が拡散した後、登記上の代表は親族とみられる「佐々木茜」に変更されており、逮捕時の肩書きは「会社員」と報じられた。

項目 内容
商号 株式会社龍興
法人番号 7430001089280
設立 2023年6月14日
本店所在地 北海道苫小牧市有明町1丁目5番23号
資本金 300万円
業種 塗装業
事業内容 一般建築塗装、橋梁塗装、サンドブラスト、一般鉄骨塗装
代表者 代表取締役 佐々木茜(2026年1月時点)
旧代表者 佐々木龍生(暴行動画拡散後に交代)

暴行動画拡散後の動き

  • 2026年1月19日頃: SNSで暴行動画が拡散
  • 代表者変更: 登記上の代表を親族とみられる「佐々木茜」に変更
  • ホームページ閉鎖: 会社のウェブサイトを閉鎖
  • SNSアカウント削除: 佐々木龍生氏のSNSアカウントを削除
  • 2026年1月21日: 佐々木龍生容疑者を暴行容疑で逮捕

社員数が1年で17名から7名に激減

佐々木容疑者は「社員17名との強固な絆」をメディアで語っていたが、実際には社内で暴力やパワハラが横行し、人が定着しない環境だったことが明らかになった。

時期 社員数 備考
2024年頃 17名 佐々木龍生氏が公言していた人数
2025年 7名 社会保険適用者数(coki調べ)
減少率 -59% 1年で約10名が退職

この数字は、社内環境の劣悪さを如実に物語っている。採用サイトでは高収入(日給8,000円〜18,000円)をアピールしていたが、実態は暴力とパワハラが横行する「ブラック企業」だった可能性が高い。

佐々木龍生氏の経歴

職人としての修行

佐々木龍生氏は10代半ばから塗装工事会社で修行を始めた。先輩職人のもとで基礎作業を学び、道具の扱い方から現場作業の技術を身につけていった。勤務先の社長に憧れ、将来は経営者になることを目標としていたという。

独立と法人化

10代後半から20代にかけて現場作業を通して技術を磨き、2023年6月14日に株式会社龍興を設立。苫小牧を拠点に塗装業を展開し、事業を拡大していった。

「猫虐待への制裁」情報も浮上

一方で、ネット上では佐々木容疑者を擁護する関係者と思しき人たちからの情報も錯綜している。著名インフルエンサーZ李氏の投稿に対し、関係者を名乗る人物から以下のような書き込みがあった。

「被害者が猫に石をぶつけるなどの虐待をし、猫が行方不明になったため(佐々木容疑者が)激怒した」

また、「大型犬を飼っており、(佐々木容疑者は)本来は面倒見が良い人」とする証言も出ている。coki編集部にも、被害者は従業員ではないことや被害者に落ち度があり制裁を与えているという内容や、暴行の被害者は近しい関係先であったという内情を伝えるメールが複数届いているという。

地元での評判

地元では「いい人」という評判もあったようだが、拡散された動画での剥き出しの暴力性は誰の目にも強烈に映るものであり、「いい人」というよりは「不良さんのおっかない人」という印象を与えている。

警察の捜査状況

警察は、動画に映る被害者が他にも複数いる可能性も含め、余罪や動機について慎重に捜査を進めている。佐々木容疑者は容疑を認めているが、暴行の背景や動機については明らかになっていない。

今後の展開

  • 余罪の捜査: 動画に映る他の被害者の特定と事情聴取
  • 動機の解明: 暴行に至った経緯と背景の調査
  • 会社の今後: 代表者交代後の株式会社龍興の経営状況

ブラック企業として全国に知られる

皮肉にも「ブラック企業」として全国に名を知られることとなった株式会社龍興。どれだけ巧みに言い訳を「上塗り」しても、暴行の事実という「下地」は隠せなかった。

警察の捜査によってメッキが完全に剥がれ落ちた今、佐々木容疑者に必要なのは経営の建て直しではなく、まず自分自身の心の汚れを落とす作業だろう。

まとめ

株式会社龍興の佐々木龍生元社長(31)が暴行容疑で逮捕された事件は、SNSでの動画拡散が警察を動かし、わずか数日で逮捕に至った。社内では日常的に暴力やパワハラが横行し、1年で社員数が17名から7名に激減していたことが明らかになった。

「指導」として暴力を正当化していた可能性があるが、警察は「犯罪」として捜査を進めている。地元では「いい人」という評判もあったが、拡散された動画の暴力性は誰の目にも明らかだった。

今後、警察は余罪や動機について慎重に捜査を進める方針だ。株式会社龍興は代表者を交代させたが、「ブラック企業」としてのイメージは払拭できないだろう。

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