
2026年2月24日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)出場のため、大谷翔平選手がチャーター機で日本に帰国し、大きな話題となりました。その際に使用されたプライベートジェットは「世界一豪華」とも称される超高級機。この記事では、大谷選手が利用したプライベートジェットの正体、驚愕の価格、そして周辺情報について詳しく解説します。
大谷翔平が乗った「世界一豪華なビジネスジェット」の正体
大谷選手が2026年のWBC来日時に利用したのは、ボンバルディア社の「グローバル7500」というビジネスジェットです。これは2023年のWBC来日時にも利用した機体と同じモデルで、運航会社も同じVistaJet社でした。機体番号は2023年が「9H-VIK」、2026年が「9H-VONE」と異なりますが、いずれも同社の保有する機体です。

グローバル7500の驚くべきスペック
グローバル7500は、2018年にデビューした比較的新しいモデルで、「世界最大かつ最長の航続距離を持つビジネスジェット」として知られています。その主なスペックは以下の通りです。
| スペック | 詳細 |
|---|---|
| 全長 | 33.8m(ボーイング737-700とほぼ同等) |
| 全幅 | 31.7m |
| 航続距離 | 14,260km(東京~ニューヨーク間をノンストップ飛行可能) |
| 最大搭乗人数 | 19人 |
| 推奨搭乗人数 | 7人程度 |
特筆すべきはその航続距離で、東京からニューヨーク、シンガポールからサンフランシスコといった長距離路線も直行便で運航可能です。これにより、乗り継ぎの手間や時間を大幅に削減できます。
「空飛ぶ高級ホテル」と称される豪華な内装
グローバル7500の機内は、まさに「空飛ぶ高級ホテル」と呼ぶにふさわしい豪華絢爛な内装を誇ります。機内は大きく3つのセクションに分かれており、それぞれがプライベートな空間として利用できます。

- 前方セクション: 対面式の白い革張りシートが10席配置され、ゆったりとした空間で会議や食事が楽しめます。
- 中央セクション: 3人がけのソファや大型テレビが設置された「空飛ぶリビング」のような空間。長時間のフライトでもリラックスして過ごせます。
- 後方セクション: 本格的なベッドが設置された寝室。読書灯なども備え付けられており、快適な睡眠が可能です。
これらのセクション間はボタン式の自動ドアで仕切られており、プライバシーも完全に確保されています。
驚愕のチャーター費用―片道数千万円の世界
これほど豪華なプライベートジェットのチャーター費用は、一体いくらなのでしょうか。2021年時点の情報によると、大型ビジネスジェットで東京~ニューヨーク間を往復する場合、約3,900万円が一般的な価格とされています。2023年のWBC来日時、大谷選手が利用した際の費用は5,000万円超と報じられました。
今回もアリゾナ州フェニックスからの約12時間のフライトであり、数千万円の費用がかかったことは間違いないでしょう。年俸100億円を超える大谷選手にとっては、コンディション維持のための必要経費と言えるのかもしれません。
なぜプライベートジェットを利用するのか?
スター選手がプライベートジェットを利用する理由は、単なる贅沢ではありません。そこには、コンディション維持やスケジュール管理といった、アスリートとしてのパフォーマンスを最大限に発揮するための合理的な理由が存在します。
移動時間の最小化とコンディション維持
大谷選手がキャンプを行っていたアリゾナ州フェニックスから日本への直行便は、商業便では運航されていません。プライベートジェットを利用することで、乗り継ぎなしで最短時間で移動でき、身体への負担を最小限に抑えることができます。時差ボケの調整や、十分な休息・睡眠時間の確保は、トップアスリートにとって極めて重要です。機内のベッドで横になって休めることは、大きなアドバンテージとなります。
柔軟なスケジュール調整
プライベートジェットは、利用者の都合に合わせてフライトスケジュールを自由に組むことができます。天候や個人のコンディションによって出発時間を変更するなど、柔軟な対応が可能です。WBCのような重要な大会を前に、最高の状態でチームに合流するためには、こうした柔軟性が不可欠です。
他の侍ジャパン選手との違い
他の侍ジャパンの選手たちも、プライベートジェットを利用して来日しています。しかし、大谷選手が利用するグローバル7500は、その中でも群を抜いて豪華で高価な機体です。
- ダルビッシュ有選手: ダッソー・ファルコン2000EX
- 菊池雄星選手: サイテーション・ムスタング C-510
これらの機体も高性能なビジネスジェットですが、グローバル7500ほどの大きさや豪華さはありません。また、多くの選手はJALが用意したチャーター便(ボーイング787-8)で集団移動しており、大谷選手がいかに特別な存在であるかが分かります。
周辺情報―ファンを熱狂させた「フライト追跡」
2023年、2026年ともに、大谷選手の帰国時には多くのファンが航空機追跡サイト「フライトレーダー24」でリアルタイムにフライトを追跡し、SNSなどで情報を共有しました。これは、大谷選手の動向に対する世間の関心の高さを象徴する出来事と言えるでしょう。また、大谷選手自身もインスタグラムで搭乗機の写真を投稿するなど、ファンとの交流を大切にしている様子がうかがえます。
まとめ
大谷翔平選手がWBC来日時に利用したプライベートジェット「ボンバルディア グローバル7500」は、まさに「世界一豪華」と呼ぶにふさわしい機体でした。数千万円という驚愕の費用もさることながら、その背景には、最高のパフォーマンスを発揮するための徹底したコンディション管理と、スーパースターならではの特別な事情がありました。今後も大谷選手の活躍とともに、その移動手段にも注目が集まりそうです。