
2025年12月17日、Appleは「iOS 26.2」をリリースした。このアップデートは、日本の「スマホ新法」に対応した大型アップデートであり、これまでAppleが独占していたSafariブラウザの地位が大きく揺らぐことになる。デフォルトブラウザの選択が可能になり、App Store以外のストア開設も許可されるなど、iPhoneのエコシステムが根本から変わる可能性がある。さらに、リマインダーにアラーム機能が追加されるなど、ユーザーの利便性を向上させる新機能も多数搭載されている。
デフォルトブラウザの選択が可能に、Safari独占時代の終焉
iOS 26.2の最大の変更点は、デフォルトブラウザをユーザーが選択できるようになったことだ。これまでiPhoneでは、Safariが事実上のデフォルトブラウザとして固定されており、他のブラウザアプリをインストールしても、リンクをタップすると自動的にSafariが開く仕様だった。設定から変更することは可能だったが、多くのユーザーはその方法を知らず、Safariを使い続けていた。
しかし、iOS 26.2にアップデート後、Safariを初めて起動すると「デフォルトブラウザについて」という画面が表示される。ここで「続ける」を押すと、「デフォルトブラウザを選択」画面が表示され、Safari、Chrome、Edge、Firefoxなどから自由に選択できるようになった。
この変更は、日本の「スマホ新法」への対応だと言われている。スマホ新法は、特定のプラットフォーム事業者による独占的な地位の濫用を防ぐための法律であり、Appleはこれに対応する形で、ブラウザの選択肢をユーザーに提供することになった。
| ブラウザ | 特徴 |
|---|---|
| Safari | Appleの純正ブラウザ、iOSとの統合性が高い |
| Chrome | Googleの人気ブラウザ、PCとの同期が便利 |
| Edge | Microsoftのブラウザ、Windows PCとの連携が強い |
| Firefox | プライバシー重視のブラウザ、拡張機能が豊富 |
リマインダーにアラーム機能追加、絶対に忘れたくない予定に最適
iOS 26.2では、リマインダーにアラーム機能が追加された。これまで、大切な用事を忘れないようにするとき、リマインダーかアラームかどちらにするか迷っていた人も多かったのではないだろうか。リマインダーは通知だけで、アラームは音が鳴るという違いがあったため、用途に応じて使い分ける必要があった。
しかし、今回リマインダーにアラーム機能が追加されたことで、通知が来ると同時にアラームが鳴るようになった。設定方法は簡単で、カレンダーアプリを開いて該当する日付をタップし、画面右上の「+」を押して「リマインダー」を選択する。タイトルに「娘に仕送り」などと入力し、日付と時刻を設定した後、「緊急」をオンにすると、設定した日時にアラームが鳴るようになる。
この機能は、「もう絶対忘れたくない!」という予定に最適だ。例えば、重要な会議や締め切り、家族の誕生日など、絶対に忘れてはいけない予定を設定する際に、この「緊急」機能を活用すれば、確実にアラームで知らせてくれる。
ロック画面の時計の透明度をカスタマイズ、Liquid Glassの調整が可能に
iOS 26.2では、ロック画面の時計の透明度をカスタマイズできるようになった。これは、iOS 26で導入された「Liquid Glass」デザインの透明度を調整する機能だ。Liquid Glassは、ロック画面の時計や通知がガラスのように透明で美しいデザインだが、背景の壁紙によっては時計が見づらくなることがあった。
iOS 26.2では、この透明度を調整できるようになり、ユーザーが自分の好みに合わせてロック画面をカスタマイズできるようになった。設定方法は、「設定」→「壁紙」→「ロック画面をカスタマイズ」から、時計の透明度を調整できる。
Apple Musicとポッドキャストの改善、オフライン表示とリンク機能
iOS 26.2では、Apple Musicとポッドキャストにも改善が加えられた。Apple Musicでは、「お気に入りの曲」プレイリストがホームタブの「ピックアップ」に表示されるようになり、ダウンロード済みの曲の表示は、インターネットに接続していなくてもオフラインで表示可能になった。
ポッドキャストでは、今聴いているエピソードで言及されているほかのポッドキャストを、プレーヤー内で文字起こしからリンクを使用して直接表示できるようになった。これにより、興味のあるポッドキャストを簡単に見つけることができる。
ゲームライブラリでフィルタ機能追加、カテゴリやサイズで検索可能
iOS 26.2では、ゲームライブラリでフィルタを使用すると、カテゴリやサイズなどでゲームを検索できるようになった。これにより、大量のゲームをインストールしているユーザーでも、目的のゲームを簡単に見つけることができる。
App Store以外のストア開設が許可、サードパーティのアプリストアが登場
iOS 26.2では、スマホ新法への対応として、App Store以外のストア開設が許可された。これにより、サードパーティのアプリストアが登場する可能性がある。これまでiPhoneでは、App Storeからしかアプリをインストールできなかったが、今後は他のストアからもアプリをインストールできるようになる。
ただし、セキュリティ上の懸念もあり、Appleは厳格な審査基準を設けている。サードパーティのアプリストアが登場するかどうかは、今後の動向を見守る必要がある。
iOS 26.2.1がリリース、AirTag第2世代に対応
iOS 26.2のリリースから約1ヶ月後の2026年1月28日、Appleは「iOS 26.2.1」をリリースした。このアップデートでは、AirTag(第2世代)の対応に加え、バグ修正が含まれている。
Forbesは「iOS 26.2.1 Update Now Warning」を発出し、数百万人のiPhoneユーザーに警告を発している。セキュリティ修正が含まれているため、早急なアップデートが推奨される。
iOS 26.2の署名停止、ダウングレード不可に
2026年2月3日、Appleは「iOS 26.2」の署名を停止した。これにより、iPhoneのダウングレードが不可能になり、iOS 26.2.1へのアップデートが必須となった。Appleは通常、新しいバージョンがリリースされてから数週間後に、旧バージョンの署名を停止する。
スマホ新法でiPhoneが激変、Appleのエコシステムが大きく変わる
iOS 26.2は、日本の「スマホ新法」に対応した大型アップデートであり、iPhoneのエコシステムが大きく変わる可能性がある。デフォルトブラウザの選択が可能になり、App Store以外のストア開設も許可されるなど、これまでAppleが独占していた領域が開放される。
ユーザーにとっては、選択肢が増えることで利便性が向上する一方、セキュリティ上のリスクも増加する可能性がある。今後、Appleがどのようにバランスを取っていくのか、注目が集まる。
まとめ:iOS 26.2は大型アップデート、早急なアップデートを推奨
iOS 26.2は、デフォルトブラウザの選択、リマインダーのアラーム機能追加、Liquid Glassの透明度調整など、多数の新機能が追加された大型アップデートだ。さらに、スマホ新法への対応により、iPhoneのエコシステムが大きく変わる可能性がある。
セキュリティ修正も含まれているため、早急なアップデートが推奨される。iOS 26.2.1が最新版となっており、Appleは旧バージョンの署名を停止しているため、ダウングレードは不可能だ。
iPhoneユーザーは、今すぐiOS 26.2.1にアップデートして、新機能を体験してみてはいかがだろうか。