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14歳樋口まりんさん行方不明7日目、父親への憶測批判が炎上、真冬日の夜にスマホ残し消えた謎

樋口まりんさん

2026年1月26日の夜、新潟県十日町市で中学3年生の樋口まりんさん(14歳)が自宅から忽然と姿を消した。スマートフォンも財布も靴も自宅に残したまま、真冬日の夜に消えた少女。2月2日現在、行方不明から7日が経過したが、依然として発見には至っていない。捜索は大雪により難航し、一方でX(旧Twitter)では父親の言動を疑う憶測が飛び交い、大炎上する事態となっている。

1月26日夜、自宅リビングから忽然と消えた樋口まりんさん

樋口まりんさんが行方不明になったのは、2026年1月26日(月)の夜のことだった。十日町市は気温が一日中0度を下回る真冬日で、積雪量は2メートルを優に超えていた。そんな厳しい寒さの中、まりんさんは自宅のリビングで家族とともに過ごしていた。

午後7時20分ごろ、まりんさんは家族とともに自宅のリビングにいた。夕食を終え、いつも通り食器を片付けた後のことだった。しかし、その10分後の午後7時半ごろ、まりんさんの姿が見えなくなった。家族が慌てて探したが、まりんさんはどこにもいなかった。午後7時50分過ぎ、家族は「娘がいなくなった」と110番通報した。

姿が見えなくなってからわずか20分ほどでの通報だった。この「通報の早さ」が、後にX上で憶測を呼ぶことになる。

樋口まりんさんの特徴と当時の服装

項目 詳細
年齢 14歳(中学3年生)
身長 154cm
体型 痩せ形
髪型 セミロングの黒髪
当時の服装 紺色のセーター、水色のデニムズボン、足首にミサンガ1本
自宅に残されていたもの 上着、靴、スマートフォン、財布

特に注目すべきは、まりんさんが上着も靴も身につけずに外出した可能性があることだ。真冬日の夜、積雪2メートルを超える十日町市で、上着も靴もなしに外出することは、極めて危険な行為である。

2025年暮れから病気療養中だった樋口まりんさん

まりんさんの父親は取材に対し、娘が2025年暮れごろから病気のため自宅療養中だったことを明かしている。「元気な時の方が少ない状態だった」と父親は語り、体調に波があり、家族は日常的に娘の様子を気にかけながら生活していたという。

この健康状態が、父親が「通報を早めた」理由でもあった。父親は「夜みんながいる中でいなくなるとは思っていなかったので、行方不明届が出すのが早かったのではとネットでありましたけど、万が一を考えると待っていられない」と説明している。

病気療養中の娘が、真冬日の夜に突然姿を消した。父親の不安は想像に難くない。しかし、この「冷静な説明」が、後にX上で「冷静すぎる」「不自然だ」と批判されることになる。

大雪で捜索難航、積雪3メートル近くに

警察と消防は、まりんさんの行方不明が判明した直後から大規模な捜索を開始した。防犯カメラの確認、自宅周辺の捜索、警察犬やヘリコプターも出動した。しかし、2月2日現在、まりんさんの発見には至っていない。

捜索を困難にしているのは、記録的な大雪だ。行方不明当日の1月26日、十日町市の積雪量は2メートルを超えていた。その後も警報級の雪が降り続け、2月1日時点で積雪は3メートル近くに達している。

この大雪により、捜索範囲が限定され、視界も悪化している。また、まりんさんが上着も靴もなしに外出した可能性があることを考えると、極めて厳しい状況だ。時間との戦いが続いている。

Xで飛び交った父親への憶測と大炎上

事件発生直後、X(旧Twitter)上では父親の証言を材料にした憶測や考察が急速に広がった。「冷静すぎる」「証言に違和感がある」「最初から拉致を想定していないのは不自然だ」といった言葉が並び、さらには家族間の口論が原因で衝動的に家出したのではないかとする推測まで持ち出された。

Xで広がった主な憶測

1. 「冷静すぎる」という批判

父親のインタビューでの態度が「冷静すぎる」「感情が見えない」と指摘された。「娘が行方不明なのに泣き叫ばないのは不自然」という声が相次いだ。

2. 「証言に違和感がある」という指摘

「拉致の可能性を最初から考慮していない」「説明全体が不自然なほど冷静」「新潟神隠し事件」というタイトルで拡散された。

3. 「通報が早すぎる」という疑念

姿が見えなくなってから20分ほどで警察に通報したことへの疑問が噴出した。「普通はもっと様子を見るのでは?」「最初から何かを知っていたのでは?」という憶測が飛び交った。

4. 「家族間の口論が原因」という推測

家族間の口論が原因で衝動的に家出したのではないかとする推測が広がった。「何か隠している」という疑念も示された。

憶測の問題点

しかし、これらの主張はいずれも警察発表や捜査情報に基づくものではない。限られたインタビュー映像や報道の一部を切り取り、そこに個人の印象や先入観を重ねただけの内容にすぎなかった。

特に問題なのは、「冷静に見える」という主観的な印象が、いつの間にか疑念の根拠として扱われた点だ。人が強いショックを受けたときの反応は一様ではない。感情を爆発させる人もいれば、気丈に振る舞おうと必死に言葉を選ぶ人もいる。公の場で話す以上、取り乱さないよう意識するのは自然な行動であり、それをもって不自然と断じる合理性はどこにもない。

憶測への猛批判、「家族を追い込むな」の声

現在、Xではこうした憶測に対する空気が大きく変化している。父親を疑う投稿そのものに対し、「神経を疑う」「想像だけで人を裁くな」「家族への二次被害だ」とする厳しい批判が相次いでいる。

「今は犯人探しごっこをしている場合ではない」「家族がどれほど追い詰められているか分からないのか」「通報が早いことを怪しむ発想が理解できない」といった声が広がり、憶測を書き込む側が非難される構図が明確になった。

特に、「冷静すぎる」という指摘に対しては、「インタビューという限られた場で感情を抑えるのは当然」「泣き叫ばなければ納得しない社会の方がおかしい」と、その前提を否定する意見が目立つ。父親の言葉尻を捉えた考察は、次第に居場所を失っている。

父親の涙の訴え「本当に帰ってきてほしい」

父親はインタビューで、涙をこらえながら娘に呼びかけた。

「なんとか無事で、どこかで見つかってほしい…。みんながお前のことを思っている。本当に帰ってきてほしい」

この言葉には、娘の無事を祈る父親の切実な思いが込められている。憶測や考察ではなく、今必要なのは、節度ある沈黙と確かな情報、そして一刻も早い発見を願う気持ちである。

行方不明事案で最優先されるべきこと

行方不明事案において、最優先されるべきは捜索と正確な情報の共有である。根拠なき疑念は、家族の心を傷つけるだけでなく、社会の関心を誤った方向へ逸らし、結果として捜索の妨げにもなり得る。

過去にも、ネット上の憶測が当事者を追い込み、深刻な二次被害を生んだ事例は繰り返されてきた。それでもなお、「考察」「違和感」という言葉で責任を回避しながら人を疑う行為が後を絶たない。

今回、憶測に対する強い反発が広がっている背景には、「これ以上、家族を追い込むな」「今は無事を信じよう」という共通の思いがある。多くの人が、疑うことではなく、祈ることを選び始めている。

情報提供を呼びかけ

警察は、樋口まりんさんに関する情報提供を呼びかけている。どんな些細な情報でも構わない。まりんさんを見かけた、何か気になることがあったという方は、すぐに警察に連絡してほしい。

情報提供先:新潟・十日町警察署
電話番号:025-752-0110

寒さが続くなか、時間との戦いであることは明らかだ。一刻も早い発見を願うばかりである。

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