バッティング

低学年のバッティングの基礎

まずは小学生のバットの重さについて話していこうと思います。

バットの重さはどれくらいなのが適正なのでしょうか?

まずバットを片手で持ってみましょう.

右バッターなら左手、左バッターなら右手でまっすぐ水平に持ってもらったときに、約3秒間止めておける重さが適正なバットの重さになります。

網キャッチ

バッティングと言うのはくるボールをしっかりとらえるというのが大事、目と体の対応が非常に大事。

網を持ってボールをキャッチする練習大体3メートル位の距離からおこないます。

山なりのボールを網でキャッチする練習です。

大体10球はやってほしいと思います。

慣れてきたらだんだん距離を離していきます。

網で、追ったものをしっかりと自分の手で受け取っていると言う1連の動作がバッティングにつながっていくものです。

目と体の供応力を鍛えることでボールをミートする能力が向上します。

 

回転で打つ

低学年のバッティングはなかなか当たらないと言うことが多いですがそういった時にどのような指導をすればいいのかということです。

まずはスタンドディーを使って練習します。

少し低めの方が打ちやすいですベルトの高さよりも低い位置にセットします。

最初は頭を動かさずに回転だけで打つと言う練習をしていきます。

そして慣れてきたら徐々にスイング幅を大きくしていきましょう。

この時大事なのはスイング中に頭が動いていないことです。

 

ラインスイング

紐をちょうど小学生の腰の高さにはります。

そこをバットはわせるようにスイングしていきます。

小学生から大人まで良いバッターの共通点と言うのはバットがボールに当たる直前にバットが水平に走っていることが良いバッターです。

つまりボールをとらえる手前からレベルスイングになっていると言うことです。

これをすることでボールをミートする確率が上がりより飛ぶボールを打てるようになります。

紐とバットが接している時間をできるだけ長くしましょう

机スイング

初心者の子にティーボールなどを移すこともあるかと思いますがなかなか打つのが難しい子そんな子にこのドリルをやってみて下さい。

このドリルもラインスイングと同様にバットを水平に走らせることを目的としてやってみてください。

会議用の机や小学生用の机などを用意して頂きその同じ位の高さにティースタンドのボールが来るようにセットします。

そして机にバットを置いた状態からスイングをしていきます。

最初はちょこんと当てる位の距離で良いですが徐々にボールとの距離を広げていきスイングの幅を大きくしていきます。

打球が飛ぶ快感を得られると同時にしっかりボールに当たることで野球が楽しくなっていきます。

ぜひ初心者の子には試していただきたいと思います。

 

トスバッティング

低学年の子供たちにとってはトスのタイミングを取るのが非常に難しい。

子供たちのタイミングの取り方をここでしっかり教えていただきたいです。

効率を良く上達するためにはトスを上げる側のスキルも大事です。

トスを上げる側の注意点としては子供の目線に合わせるために座って行います。

トスを上げる場所は出来る限りピッチャーの目線に近い方が良いですが、それでは危ないので大体45度位の角度でトスを上げていってください。

トスを上げる位置、ちょうど左足が踏み出したところの前ベルトの高さ位に上げるのがちょうど良いです。

トスを上げるときのタイミングの取り方としては

1.で構える

2.でバックスイングを取る

3.で投げる

 

ノック

ノックは通常大人たちが野手に向かって打つものですが実は非常に良いバッティング練習になります。

ミートポイントの安定とバッティングの間が作れるようになるドリルです。

ポイントは、近くなりがちなので前のほうにきっちりとトスすることでバックスイングが安定します。

左足の前にしっかり落とすトスをしてバッティングすることがポイントです。

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